3/07/2020

マレーシア半年移住: 無事に入国できて、90日間の滞在許可が出ました。

2020年3月5日・木曜

日本では新型コロナウィルス肺炎 (COVID-19) が広がりを見せています。
マレーシア入国がちゃんとできるか少し心配しつつ、AirAsia X, D7 2便, 大阪関西発・クアラルンプール行きのビジネスクラスに乗りました。

D72-CLSC-Seat.jpg

水平でなく、若干の角度がつきますが、フラットになる椅子は良くできていて、夜行便でも眠りやすかったです。

予定より25分早く、クアラルンプール国際空港 klia2 には、3月6日 金曜・午前3:45 に到着しました。

この早朝なので、入国審査はガラガラです。
「Foreign Passport (外国パスポート)」と書かれたブースへ行くと、入国審査官から「日本から旅客はあっち」と言われて、やってきたのは COVID-19 発生の多い4ヵ国(韓国・日本・イラン・イタリア)専用の特別レーンでした。

SpecialLanes.jpg

特別レーンに並んでいると、係官が「この書類を書いてきてから並んでください」と全員に呼びかけています。
そんな書類あるんやー、いったいどこやーと探すため、列はいったん解散状態になりました。

書類を見つけると、それは、薄いオレンジ色の中国と韓国への渡航歴の申告書でした。

KoreaChinaDeclaration.jpg

申告書に記入して、特別レーンの入国審査に並び直して、自分の番が来ました。
「滞在日数は?」→「89日です。」
「滞在目的は?」→「休暇です。」
「どこへ行くの?」→「西海岸や東海岸の島々です。」
と答えた時点で、担当の審査官は別のブースのところへ行き、審査官同士で話しています。

「入国審査オフィスのほうへ行ってください。」と担当審査官から言われ、パスポートなどが返却されてしまいました。

予定の日数入国できなかったらどうしようと、不安に思いつつ、入国審査オフィスへ。
いわゆる「別室送り」になりました。
マレーシア入国で別室送りになるのは、初めてです。

オフィスの入国審査官から、また改めて、入国日数・入国目的・入国後の目的地を聞かれて、やはり考えてます。
「現在所持している現金は?」→「8,000円と100リンギです。」
「それだけで足りないでしょう。」→「日本の銀行口座に普通預金があります。」
「いくら預金があるのですか?」→(オンラインバンキングの残高画面を見せる)
・・・・・
「職業は?」→「旅行業です。」
・・・・・
オフィスの入国審査官は少し考えたあと、スタンプの入った箱を机の下から取り出し、無事に90日間の滞在許可スタンプがパスポートに押されました。

到着からすでに1時間が経っていました。

空港のファミリーマートで、プリペイド携帯電話の Top-up (和製英語で言うところのチャージ) を RM30 だけして、電話やネットがとりあえず使えるようにしました。

クアラルンプール国際空港から市内・KL Sentral 駅までは KLIA Ekspres で向かいます。
駅で買う乗車券は RM55 ですが、事前にネットで買っていたので RM49.50 です。
印刷していた乗車券の QR コードを改札機にスキャンさせます。

klia2 5:35発の KLIA Ekspress はガラガラで、半分寝ていました。
30分ほどで KL Sentral 駅着。

滞在する Holiday Inn Express Kuala Lumpur City Centre まではタクシーで RM17 でした。
ホテルに到着して、アーリーチェックインをお願いすると、すんなりと OK してくださりました。
これで、ロビーでなく、自室でお仕事ができます。